株式会社三原三共アメニティ 3ヶ月で実現したSNS運用の内製化 河野さんへのインタビュー

河野　敏弓
学生時代から企業インターンシップの設計・提案及び学生募集までの業務をベンチャー企業で担い、卒業後は大手コンサルティング会社に入社。企業のリブランディング・事業再生・事業開発・システム導入などによる業務改善に従事。戦略構築だけでなく、より実践的なマーケティングスキルを高めるために大手インターネット広告会社に転職。テレビCM・SNS広告・web広告まで幅広く扱う。退職後は社外取締役などを兼務し、”地域経済の活性化 ”をテーマに中小企業のサポートを行う。

3ヶ月で実現したSNS運用の内製化
ブランディングや採用戦略を外注業者に丸投げする企業も多い中、webマーケティングを内製化したいという三原三共アメニティの前向きな姿勢に惹かれた。中国地方にも顧客がおり、あたたかみがあって腹を割って話せる人が多いという印象もあって、ここなら自分の経験を最大限生かせるのではと応募した。3ヶ月で主にインスタグラムの社内運用がスムーズに行えるようになるよう、プロジェクトの設計・管理を行った。

最も気をつけたのは、運用担当者に負荷がかかり過ぎないようにすること。「投稿するなら毎日」「ストーリーズには画像だけでなく、動画もアップする方がいい」など、高いゴールを設定するのは簡単だが、継続実行ができなければ意味がない。初心者がどういうステップを踏めば、どういう運用体制を作れば、4ヶ月目以降も続けてもらえるかを考え設計し、実行していった。画像編集アプリのプロアカウントへの変更や使いやすいツールなどの提案と、実作業に役立つ情報も共有。

メッセージ
組織の中にいると、新しいことにチャレンジしたいと思ってもできなかったり、できるようになるまでにとても時間がかかったりします。そもそもやりたいことが社内ではできないという人もいるでしょう。兼業・副業なら自分がやりたい仕事や領域にスムーズにチャレンジすることができます。新たなキャリア形成をしやすいというのは、とても大きなメリットです。サービス精神などから「なんでもできます」と自分を大きく見せるのではなく、自分ができること・できないことを明確にし、兼業・副業業務に誠実に取り組んでいってください。